2021年2月16日にユタニ工業株式会社さまで、第53回の大阪3S実践会定例会が開催されました。
冒頭に湯谷社長さまからの挨拶を頂きました。湯谷社長さまは、きらめく5S学校の副理事長でもあり、5S学校や大阪3S実践会の活動にとても熱心に取り組まれている社長さまです。ホスト会社の代表挨拶に留まらず、定例会メンバー各社の報告内容にも質問もされますし、現場のウォッチング(巡回)にも参加されます。自社に取り込めるものは、取り込もうと、常に貪欲な姿勢の社長さまです。
3Sリーダーの橋村さまは、同社の象徴的存在(シンボル)で、3S実践を中心とした5S活動に多くの時間を費やしておられます。
我々の目指す5Sは、すべてのものを包含する活動であり、そのことを理解するユタニ工業さまだからこそ、5Sを仕事(就業時間内)と捉え、多くの時間を費やすのです。
発表に不慣れな製造現場の社員さまにも、(試練の)機会を与え、成長を促します。
教育に多くの時間を費やす同社だからこそ、
- 整理で判断力と決断力を養い
- 清掃で持続力を養い
- 整頓で創造力を養い
マン・パワー(Man Power)が発揮されています。
マン・アワー(Man Hour)の計算はできるが、その結果、「人不足だ」「やれない」と判断するのはいけない。マン・パワー(Man Power)は決しておし計れるものではない。知恵を出すことによって、能力は無限に拡大される。
トヨタの現場管理より
ユタニ工業さまに、負けず劣らずと切磋琢磨する他の3社(ベルさま・エムケーさま・タナカファクトリーさま)の仲間がいます。互いに刺激を与える存在として、発表が続きました。
特に刺激し合うライバルが、ユタニ工業の橋村さまとタナカファクトリーの津村さまです。異なる業種だからこそ、3S実践という共通の目的を持って相互研鑽し、お互いに悩みながら、成長しておられます。両社の活動を牽引する二人です。
牽引するがゆえの悩みは、後継者の育成です。ともすれば、自分がやった方が早いとか、伝えたつもりが伝わってなかったとか、リーダーとしての悩みはつきないようです。
社内で壁にぶち当たった時に、社外に仲間がいて、頑張る姿を月に1回見れたら、どんなに心強いことでしょう。繰り返しになりますが、切磋琢磨する仲間の存在は大きいのです。
ベルの中本さま エムケーの藤平さま
社外の仲間の存在が、社内の人間を成長させる、大阪3S実践会。この仕組みを手に入れて、会社の人材育成に役立ててみませんか?
毎月第三火曜日に行われる大阪3S実践会定例会でお待ちしております。
見学をご希望の場合は、こちらまで👉https://osaka-3s.com/contact
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