2021年1月19日に株式会社エムケーさまで、第52回の大阪3S実践会定例会が開催されました。
コロナ禍で苦戦する会社から相談を受けているが、みんな3Sの発想がない。攻めよりも守りを固める必要がある。
攻撃は最大の防御なのか?と言えば、コロナ禍で苦戦する会社はそうではなく、防御策を徹底しないといけない。つまり支出(経費)を抑える必要があるのですが、仕入れ方法や備品の購入に無駄があり、それは3Sの発想がないそうです。こんなご時世だからこそ、大阪3S実践会(きらめく5S学校)での学びが活かされている旨のご挨拶を頂きました。
門真市の会社として、東大阪市が主戦場の5S学校の門を叩いた松園社長さま(後に理事に就任)のおかげで、大阪3S実践会定例会で東大阪市のベル、ユタニ工業、タナカファクトリーの3社さまが、定期的に門真市を訪れることになり、産業廃棄物収集運搬業という異業種が活性剤となり、共学の場となっています。
同社の一番弟子である藤平さまから定例会の発表が始まりました。長年にわたり、松園社長さまと二人三脚で歩んできた藤平さまですが、ついに後進の3S委員の皆さまがお披露目となりました。
1人の100歩より、100人の1歩。松園グループ(エムケーと松園建設)さまとして、大阪3S実践会という公の場で、新たな1歩を踏み出せたことは、人材育成が着実に進んでいる成果だと言え、5S学校や大阪3S実践会で目指す姿そのものです。
続いて、ユタニ工業さま、ベルさま、タナカファクトリーさまの順で、事例発表が行われました。上述の松園グループの皆さまにとっては、初見ですが、とても良い刺激になったのではないでしょうか?
更に各社の講評が鈴木講師からあり、エムケーの3S委員さま(もちろん参加各社の皆さま)にも新たな視点や気づきが与えられたと思います。
発表を終えた後は、現場のウォッチング。
現場とは、全てのことが現れる場所。
製造現場や作業現場はもちろんですが、事務所や間接部門も立派な現場です。仕事の真理の追究をするには、現場(全てのことが現れる場所)を見ないといけません。
作業現場での説明 事務所現場での説明 興味深々の様子で同行 大活躍?エムケーさま3S委員の新人営業マンの堀口さん(写真左)
現場でのウォッチング内容を各社でまとめ、改善提案記入シートに書き込んで、各社の代表1名さまが発表して頂きました。現行は、まとめて1件だけ発表するので、みんな真剣に改善案・予測効果まで検討します。(現行スタイルはコチラ👉https://osaka-3s.com/archives/1032)
松園グループの3S委員の皆さまが、また新たな風を大阪3S実践会に吹き込んでくれることを期待してます。他のメンバーも、みんな喜んでいました。新しいものを受け入れる喜びが味わえるのも、大阪3S実践会の醍醐味でもあります。
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